本場の風味を再現するなら、具材の組み合わせにもこだわりたいところです。主役の里芋を引き立てる定番具材は、ごぼう、にんじん、大根、こんにゃく、舞茸やしめじ、そして油揚げです。秋の収穫期には、水煮のわらびやぜんまいなどの山菜を加えると、野趣あふれる奥深い香りが広がります。
ベースとなるスープには、かつお節と昆布から引いた濃いめの合わせだしを使います。顆粒だしで代用する場合でも、具材のごぼうや舞茸をだし汁が冷たい状態から入れて加熱することで、野菜由来の豊かな風味がスープに溶け出し、だしの厚みが格段に増します。こんにゃくは包丁を使わずに手やスプーンでちぎることで、だしの絡みが格段に良くなります。