ニューバランスの二大アイコンである「996」と「574」は、アッパーのラスト(木型)構造が根本的に異なります。スリムでドレッシーなSL-1ラストを採用する996と、幅広甲高でボリューミーなSL-2ラストをベースにする574では、相性の良い靴紐のアプローチも明確に分かれます。
シャープさを際立たせる「ニューバランス996靴紐通し方」
細身の996をスタイリッシュに履きこなすなら、靴紐の並行美を強調するシングルやストレートバー結び、もしくは整然としたアンダーラップが映えます。996は足幅が細身なため、紐を強く絞り込みすぎるとアッパーのスエードに不自然なシワが寄ってしまいます。横一文字のラインを美しく保つため、アイレット(ハトメ)間のテンションを均等に整え、余計なねじれを完全に排除して通すのが美観を保つ極意です。
ボリューム感を楽しむ「ニューバランス574靴紐アレンジ」
ぽってりとしたオフロード由来のシルエットを持つ574は、ストリート感やカジュアル感を前面に押し出すアレンジが映えます。やや太めの平紐(シューレース)に換装し、あえてオーバーラップで力強い凹凸感を出す手法が人気です。さらに、最上段の穴を使わずに手前で結び目を大きく垂らすクラシックスケータースタイルや、紐を左右で交互に編み込むチェッカーボード編みなど、遊び心のあるカスタムとも見事に調和します。