Q1:昼食を抜けば、午後の猛烈な眠気は防げますか?
A1:一時的に眠気は防げますが、医学的には推奨できません。昼食を抜くと夕食時の血糖値がさらに急激に跳ね上がる「セカンドミール効果の逆転」が起き、夕方以降に強い倦怠感や過食を招きます。食事を抜くのではなく、タンパク質や食物繊維を中心とした軽食に切り替えるのが正しいアプローチです。
Q2:眠気覚ましにエナジードリンクを飲むのは効果的ですか?
A2:逆効果になる危険性が極めて高いです。多くのエナジードリンクには大量の液状果糖や砂糖が含まれており、一時的にカフェインで覚醒したとしても、その後にさらなる血糖値の急降下(血糖値スパイク)を誘発し、以前よりも激しい疲労感と眠気に襲われる悪循環に陥ります。無糖のブラックコーヒーや緑茶を選びましょう。
Q3:健康診断の空腹時血糖値が正常なら、血糖値スパイクの心配はありませんか?
A3:安心はできません。一般的な定期健診で行われる「空腹時血糖値」や「HbA1c」の測定では、食後一時的にだけ血糖値が急上昇する初期の耐糖能異常を見逃してしまうケースが多々あります。不安な症状が続く場合は、医療機関で「75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)」を受けることで、正確な血糖変動を可視化できます。