ポケモン図鑑をひもとくと、「ぷ」から始まるモンスターは全体のごく一部に過ぎない。しかし、その顔ぶれを見渡せば、初代から最新世代まで各時代に強烈な爪痕を残した実力派揃いであることがわかる。
歴代の該当ポケモンを世代順に整理してみよう。初代からは、風船のような愛らしさでアニメでも主役級の存在感を放った「プリン」、その進化形であり圧倒的なHPを誇る「プクリン」、そして「ひみつのコハク」から復元される化石ポケモンの雄「プテラ」が登場する。第2世代ではベビィポケモンの「ププリン」が加わり、第3世代では応援ポケモンの「プラスル」がダブルバトルの概念を広げた。さらに第5世代『ブラック・ホワイト』では、古代の海を泳いだ「プロトーガ」、浮遊感漂うゴースト・みずタイプの「プルリル」がラインナップに名を連ねる。
総勢7系統あまりという少なさでありながら、タイプ構成はノーマル、フェアリー、いわ、ひこう、でんき、みず、ゴーストと驚くほど多岐にわたる。単なる偶然ではない。文字の響きが持つ軽快さや破裂音のインパクトが、個性的なデザインと見事に共鳴している。