ネットユーザーたちはこの異形とどのように向き合ってきたのでしょうか。長年にわたる進撃のトーマス ネットの反応やコミュニティの言及を精査すると、笑いと戦慄が紙一重で同居する生々しい感情の推移が浮かび上がってきます。
「夜中に一人で進撃のトーマス 動画まとめを見漁っていたら、夢にあの笑顔が出てきて本気で飛び起きた」(20代男性・SNS投稿より)という直接的な恐怖体験の告白は枚挙にいとまがありません。その一方で、「仕事で疲れ果てていた時に見て、あまりの不条理さに腹筋が崩壊した」「技術力の無駄遣いへのリスペクトが止まらない」といった、インターネット特有のユーモアとして消費する声も根強く存在します。
知恵袋や掲示板のログを追うと、「トラウマになるから子どもには見せるな」という切実な注意喚起が交わされる一方で、ホラー好きやサブカルチャー探訪者にとっては避けて通れない「ネットカルチャーの通過儀礼」として機能している現場のリアルが確認できます。