「まるで別の鳥のような声が早朝4時から響き渡っていた」。都内の住宅街に住む40代の女性は、驚きを隠せない様子でそう語る。朝のニュース番組や地域報道でも取り上げられたこの出来事は、通勤通学の時間帯を中心に住民の間で瞬く間に話題となった。
特に静けさが残る早朝の街並みでは、ツグミが発する高音の鳴き声が建造物に反射し、通常以上の音量で聞こえる現象が発生したとされる。自治体には一時、音の正体に関する問い合わせや「珍しい鳥が飛来しているのではないか」といった確認の電話が数多く寄せられた。現場周辺ではスマートフォンを手に空を見上げる市民の姿が散見され、日常のささやかな変化が社会の関心を引く形となった。