破竹の勢いで人気を獲得していたヒロミを突如襲ったのが、日本のテレビ史に残る悲劇的な事故でした。1991年、深夜番組『11PM』の過激な実験ロケ企画「人間ロケット」において、取り返しのつかない大惨事が発生します。
企画内容は、背中に大量のロケット花火や煙幕花火(約6,000本相当)を背負い、発射の推進力で海上を飛べるかを検証するという極めて危険なものでした。安全管理が杜撰だった現場で点火された瞬間、火薬が一斉に大爆発。ヒロミの背中は猛烈な高熱の炎に包まれました。
救急搬送されたヒロミは、背中に皮膚移植が必要なレベルの重度熱傷(III度熱傷)を負い、一時は命すら危ぶまれる危篤状態に陥ります。激痛に耐えながら過酷なリハビリと複数回の手術を乗り越え、驚異的な精神力で芸能界へ生還を果たしました。この壮絶な九死に一生の体験が、その後のヒロミの「何があっても動じない度胸」と「命あることへの感謝」を根底から形作ったと語られています。