二人の原点は、かつて空前のムーブメントを巻き起こした沖縄アクターズスクールにある。幼少期から徹底的に鍛え上げられたリズム感と表現の基礎は、エイベックスからリリースされたFolderの楽曲群に鮮明に刻まれていた。メインボーカルを務めた三浦大知の天性の歌唱力と、フォルダー5(Folder5)のフロントを務めた満島ひかりの豊かな感情表現。幼い頃から互いの背中を見つめ、互いの凄みを誰よりも近くで体感してきた歴史がある。
変声期を迎えたことで一時表舞台を離れた三浦と、グラビア活動を経て本格的に女優の道へと舵を切った満島。10代後半から20代にかけての葛藤の時期、二人は直接的な共演こそなかったものの、遠くから互いの活躍を静かに見守り続けていたという。この「空白の時期」があったからこそ、互いへのリスペクトはより一層深まり、一人の独立したアーティストとしての強固な軸が形成された。