一見すると、グラミー賞常連のポップスターであるブルーノ・マーズと、アカデミー賞脚本賞の受賞歴を持つ演技派俳優のマット・デイモンには、大きな接点がないように思える。しかし、彼らのキャリアを深く分析すると、10月8日生まれ特有の強力なセルフプロデュース力という共通項が浮かび上がってくる。
ブルーノ・マーズは単なるシンガーにとどまらず、作詞・作曲・楽曲プロデュースに至るまで音作りのすべてをミリ単位でコントロールする。一方でマット・デイモンも、自ら脚本を執筆した『グッド・ウィル・ハンティング』でハリウッドのトップスターへと駆け上がった経緯を持つ。表現の領域は違えど、自らの手で作品の細部まで構築し、妥協を許さないクラフトマンシップこそが、彼らを長年にわたり第一線に君臨させている源泉だ。