声優の年収格差とギャラ事情!「食べていけない」噂の真相を徹底解剖

声優の年収格差とギャラ事情!「食べていけない」噂の真相を徹底解剖

声優の年収格差とギャラ事情!「食べていけない」噂の真相を徹底解剖に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。

声優のギャラを決定づける根幹が、協同組合日本俳優連合(日俳連)と音声製作者連盟などの間で締結されている「声優ランク制度」です。

新人が事務所に所属して日俳連に登録されると、最初の3年間は「ジュニアランク」に位置付けられます。ジュニアランクのギャラは、セリフが一言のモブ役であっても、全編喋り続ける主役であっても、30分アニメ1本につき一律15,000円と定められています。ここから事務所手数料約20〜30%(約3,000〜4,500円)と源泉徴収税が引かれるため、声優個人の手元に残るのは約1万円程度です。

4年目以降になると「ランカー(ランク保持者)」となり、本人の実績や人気、キャリアに応じて「15ランク(基本料15,000円)」から「45ランク(45,000円)」へとステップアップしていきます。さらに基本料金に対し、再放送や海外配信、パッケージ化に伴う「転用料・目的外利用料」として規定の倍率(例えば80%〜180%程度)が加算され、最終的な支払額が確定します。

最高峰に位置するのが、ランクの上限を撤廃して出演料を個別に交渉できる「ノーランク(フリーランク)」です。大御所声優や圧倒的な実績を持つベテラン声優が該当し、制作側の予算と本人の希望額に応じてギャラが決定されます。ただし、ランクが上がれば制作側のキャスティングコストも跳ね上がるため、「ギャラが高すぎてアニメに起用されにくくなる」という業界特有のジレンマも生じます。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。