現代において「蔦屋」と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、全国展開するレンタルショップや書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「TSUTAYA / 蔦屋書店」でしょう。この屋号は偶然の一致ではなく、明確な意図を持って名付けられています。
CCC創業者である増田宗昭氏は、創業にあたり「江戸時代に新しい文化を発信し、絵師や作家をプロデュースした蔦屋重三郎にあやかりたい」という熱い想いを込めて屋号に採用しました。また、増田氏の祖父がかつて営んでいた事業の屋号が「蔦屋」であったこととも重なり、現代のカルチャー・インフラを担うブランド名として決定された経緯があります。
200年以上の時を超え、メディアとライフスタイルを提案する旗印として蔦重の精神は息づいています。