結論から言えば、公式な主催者は「びわ湖大花火大会実行委員会」だ。単一のイベント会社や特定の行政機関が単独で主催しているわけではない。この実行委員会を構成しているのは、滋賀県、大津市、びわこ大津観光協会、大津商工会議所、琵琶湖汽船、京都新聞社、NHK大津放送局など、地元の官民が結集した連合体である。
実務の中心を担う事務局は「びわこ大津観光協会」内に置かれている。行政がバックボーンとなり、地元企業やメディアが協力・宣伝を担当するシステムだ。この体制は昭和59年(1984年)の第1回大会以来引き継がれてきたが、イベントの規模が拡大するにつれて、意思決定の複雑化という現代的な壁に突き当たっている。