セカオワハウスの原点は、バンド結成初期にメンバー自らの手で作り上げた大田区のライブハウス「club EARTH」にあります。印刷工場の地下を改修し、寝袋で仮眠を取りながら音楽に没頭した泥臭い下積み時代が、彼らの共同生活の礎となりました。
セカオワハウスでの共同生活を長年円滑に続けてこられた背景には、暗黙の信頼関係とともに、いくつかの明文化されたルールが存在していました。ゴミ出しや掃除の当番制、朝食を一緒に食べる習慣、そして「不満は溜め込まずその場で話し合う」というコミュニケーションのルールが、強い絆を維持する秘訣でした。
各メンバーの結婚や出産を経た現在、全員が24時間常に同居する形態からはシフトしています。しかし、セカオワハウスは手放されることなく、共同アトリエ・制作スタジオ・集いの場として今なおフル稼働しています。ライフステージが変化してもなお、原点となる秘密基地を共有し続けるスタイルは、彼らならではの結束力の象徴と言えます。