どれほど精巧な計画を立てても、日々の行動として習慣化されなければ意味がない。ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストのチャールズ・デュヒッグは、著書の中で習慣が「きっかけ(Trigger)」「ルーチン(Routine)」「報酬(Reward)」という3つの回路で構成されていることを解き明かした。歯磨きのように意識せずとも体が動く状態を作るには、既存の生活リズムの中に新たな「きっかけ」を組み込む設計が欠かせない。
さらに、スティーブン・コヴィーの名著『7つの習慣』が提唱する「終わりを思い描くことから始める」という原則は、目標の質を決定づける。目先のテクニックに走る前に、自分が人生で何を最も大切にしたいのかという価値観の軸を明確にすること。軸がぶれなければ、途中で予期せぬトラブルに見舞われても、軌道修正を図りながらゴールへと突き進むことができる。