一方の竹内涼真もまた、ドメスティックな「イケメン俳優」の枠組みを大きく飛び越えようとしている。一時期のバッシングやイメージの低下を、彼は圧倒的な仕事量と肉体改造、そして役柄の幅を広げることでねじ伏せてみせた。
特に近年は、海外配信を視野に入れた大型アクション作品や、ダークヒーロー的な役どころへの挑戦が目立つ。かつての爽やかな好青年というパブリックイメージを自ら破壊し、泥臭く、狂気を孕んだキャラクターを演じ切ることで、新たなファン層を開拓した。過去の私生活に関する批判を、役者としての「毒」や「色気」へと昇華させた格好だ。