巨額の資金が動く米国の報道・ジャーナリズム産業や映像エンターテインメント業界は、今なおこの夫妻の動向を注視している。世界的な動画配信サービスであるNetflixなどをはじめとする映像制作会社の間では、時事ドキュメンタリーとして彼女たちの歩みを映像化する企画が密かに囁かれてきた。一部ではドキュメンタリー番組『皇室離脱とNYの真実』といった仮称のもと、破格の放映権料や独占インタビューオファーの打診が取り沙汰されたこともある。
英国王室を離脱したハリー王子夫妻の事例と重ね合わせ、欧米市場での高いコンテンツ需要を見込む動きは絶えない。だが、小室夫妻側は一貫してそうした商業主義的なメディア露出を固辞し続けている。商業的な誘惑を退け、プライバシーを厳格に守り抜く姿勢は、メディア側の熱狂に対する沈黙の回答とも言える。