焼き牡蠣であたる確率は?食中毒を防ぐ安全な加熱時間と落とし穴

焼き牡蠣であたる確率は?食中毒を防ぐ安全な加熱時間と落とし穴

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「火を通しているから当たるわけがない」という過信が、思わぬ事故を招く。厚生労働省や国立感染症研究所がまとめた食中毒発生動向のデータを見ると、牡蠣に起因する食中毒事例のうち、一定割合が「加熱不足の焼き牡蠣や蒸し牡蠣」によって発生している。冬場を中心に社会的な関心が高まり、Yahoo!ニュースなどの主要メディアでも頻繁にトレンド入りする牡蠣食中毒だが、その主要な病原体は強力な感染力を持つノロウイルスだ。

予防医学の知見に基づけば、生食と比較して焼き調理による発症率は大幅に下がる。しかし、店舗の設備や個人の焼き加減のバラつきにより、リスクの発生確率は一変する。感染症専門医は「複数個食べたうちのたった1個でも中心加熱が不十分であれば、それだけで発症する。ノロウイルスはわずか10〜100個程度の微量なウイルス粒子が体内に侵入しただけでも感染が成立するためだ」と警鐘を鳴らす。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。