覚醒剤(メタンフェタミン等)は、脳内の中枢神経に直接作用し、快楽物質であるドーパミンやノルアドレナリンを異常かつ強制的に放出させる極めて危険な劇薬です。性行為と結びつけた場合、脳の報酬系回路に強烈な刺激が焼き付き、「薬物がなければ性的な充足を得られない」「常に薬物を渇望する」という深刻な精神的依存が瞬く間に形成されます。
しかし、この高揚感は一時的な幻に過ぎません。薬効が切れると強烈な脱力感、抑うつ、不眠、被害妄想に襲われます。さらに長期的な乱用は脳神経の萎縮や不可逆的な機能不全を招き、性機能自体の完全な喪失(重度の勃起不全や無快感症)や幻覚・妄想状態に陥るケースが医学的にも確認されています。