旅立ちから長い年月が経過した現在も、夏目雅子さんの残した光は消えていません。篠山紀信氏をはじめとする名写真家が捉えた写真集は、デジタルリマスター版や復刻版として度々再評価され、昭和を知らない若い世代からも「究極の自然美」として熱狂的な支持を集めています。
さらに、彼女の悲願と遺族の想いから設立された「夏目雅子ひまわり基金」は、抗がん剤治療の副作用に苦しむがん患者を支援するため、医療用かつら(ウィッグ)の無償貸出活動を長年展開してきました。夏目さん自身が病床で「髪を失う患者の辛さ」を痛感していたことから始まったこの活動は、多くの闘病者に勇気を与え続け、彼女の命のバトンを未来へと繋いでいます。