一歩館内に足を踏み入れると、木の香りと重厚なインテリアが温かく包み込んでくれる。ロビーの中央に配された暖炉では、パチパチと心地よい音を立てて薪が燃えている。外の寒さを忘れさせるあたたかな空気感は、世界中の山岳リゾートを知り尽くしたトラベラーをも唸らせる完成度だ。
客室は、クラシカルな山荘の風合いを凝縮したデザイン。全室に手挽きのコーヒーミルと鮮度の高いコーヒー豆が用意されており、自らの手で豆を挽く豊かな香りが部屋いっぱいに広がる。大きな窓の向こうには針葉樹林の樹海。余計なテレビの音を消し、鳥のさえずりや風の音に身を委ねる時間は、何にも代えがたい贅沢と言える。