「絵が得意な人しか描けないのでは」と思われがちですが、基本の道具遣いさえ把握すれば誰でも見栄えのする作品に仕上げられます。黒板アート初心者が知っておくべきチョークのコツは、線で描こうとせず「面」を意識することです。
チョークを2〜3cmの長さに折り、寝かせて広い面で滑らせる「腹使い」をマスターすると、短時間でムラのないグラデーションが生み出せます。輪郭を指先やティッシュ、メラミンスポンジで軽くぼかすだけで、まるで油絵のような奥行きが生まれます。発色を高めたい場合は、水で少し濡らしたチョークを使うと、乾燥後に鮮明な濃い発色が得られる裏技も効果的です。
春の主役となる黒板アートの桜の描き方は、以下の3ステップでプロ級の仕上がりになります。
ステップ1:下地に白を乗せる
黒板の地色に直接ピンクを塗ると暗く沈んでしまうため、まずは白色のチョークで花びらの形を薄く塗りつぶします。
ステップ2:ピンクと赤で濃淡をつける
花びらの中心部や重なり合う根元部分に濃いピンクや赤を重ね、外側へ向けて指で優しくぼかします。
ステップ3:光のハイライトと舞い散る花弁を描く
花びらの縁に純白のハイライトを細いエッジで入れ、黒板全体に風の流れを意識しながら小さな花びらを散らすことで、卒業式黒板アートを簡単かつドラマチックに演出できます。