原材料の高騰や人手不足など、現在の外食産業全体が直面する課題の中でも、この店は驚異的なタフネスを見せつけている。無駄を徹底的に削ぎ落としたメニュー構成と職人の無駄のない連携プレーにより、高品質な中華料理を手頃な価格で提供し続けるスタンスは微塵も揺るがない。
ルースーの陰に隠れがちだが、野菜のシャキシャキ感を極限まで残したレバニラ炒めや、ニンニクのパンチが効いた焼き餃子、肉味噌と太麺が絡み合うジャージャー麺など、サイドを固めるラインナップも隙がない。セットメニューの組み合わせ自由度も高く、日々の胃袋の要求に的確に応えてくれる柔軟性こそが、リピーターを惹きつけてやまない理由だ。