二人の関係性を語る上で外せないのが、劇中で描かれた数々の熱い共闘です。初期の期末試験(オールマイト戦)で見せた不器用な協力から、劇場版や最終決戦に至るまで、二人の連携は回を追うごとに洗練されていきました。
特に劇場版第2作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』では、最強の敵ナインを前にデクが爆豪へOFAを一時的に譲渡し、「ダブルワン・フォー・オール」として並び立つ奇跡の共闘が描かれました。原作者・堀越耕平氏が「原作の最終回でやりたかったネタの一つ」と語ったほどの劇的な展開は、二人の精神的融合の極致を示しています。
さらに原作最終決戦において、心臓を破壊され瀕死となりながらも復活した爆豪は、デクを全力でサポートし、オール・フォー・ワン(AFO)打倒に決定的な役割を果たしました。言葉を交わさずとも互いの意図を完璧に察知し、背中を預け合う姿は、かつての確執を完全に昇華させた証拠でした。