ネット上の口コミや掲示板では、セレナのシートアレンジに関して一部誤解や購入後の不満点が語られることがあります。購入前に必ず把握しておくべき「現場の盲点」を整理します。
まず最も多い誤解が、「3列目シートの格納方式」に関する議論です。ホンダ・ステップワゴンが採用する「床下格納方式」に対し、セレナは伝統的な「左右跳ね上げ方式」を採用しています。「左右跳ね上げは荷室幅が狭くなる」と批判されることがありますが、日産開発陣のデータによると、左右跳ね上げ式を採用することでシートクッションの厚みを確保し、3列目の座り心地と安全性を大幅に向上させています。さらに、床下に巨大なラゲッジアンダーボックスを確保できるため、長尺物や泥汚れのあるキャンプギアの収納力ではセレナに軍配が上がります。
また、「3列目の跳ね上げ操作が重い」という先代モデルの口コミが見られますが、C28型ではアシストスプリングの改良とワンタッチロック機構により、片手で軽く引き上げるだけで固定できる操作性へと大幅に改善されています。展示車で実際に操作してみると、過去のイメージとは全く異なる軽快さに驚くユーザーが少なくありません。