不公平感は消費者側だけに留まらない。商店街の個人店主たちからも悲鳴が上がっている。プレミアム商品券が使える加盟店リストを見ると、その多くが大型ショッピングモールや全国展開のドラッグストア、スーパーマーケットで占められているのが現実だ。
「うちのような小さな八百屋や個人経営の飲食店では、決済手数料やシステム導入の手間が重荷になり、参加を見送らざるを得なかった」と語る店主もいる。結果として、市民が手にしたプレミアム分の資金は、地元の中小零細企業ではなく、資金力のある大企業へと吸い上げられていく構図ができあがっている。