福田麻貴の芸能キャリアの原点は、2009年に開校された「NSC大阪校 女性タレントコース5期生」にあります。関西大学社会学部に在学中だった彼女は、2010年4月に結成された吉本興業プロデュースのガールズユニット「つぼみ」のオープニングメンバーに選抜されました。当時のキャッチコピーは「よしもと発めっちゃ元気なアイドルユニット」。歌やダンスはもちろん、よしもとならではのコントや漫才もこなすハイブリッドな集団でした。
当時のライブ写真や公式グッズを振り返ると、ストレートの黒髪に大きな瞳、引き締まったスタイルが際立ち、まさに王道美少女の佇まいを見せています。グループ内での担当カラーは情熱を象徴する「赤」。統括リーダーとして個性豊かなメンバーをまとめ上げ、イベントや定期公演ではMCの要として進行を一手に引き受けていました。
現場を知る当時の劇場関係者は、彼女の存在感を次のように語っています。「レッスン中から周囲を引っ張る統率力があり、ステージ上での華やかさは別格でした。可愛い笑顔を振りまきながら、曲が終わった瞬間に見せるキリッとした表情や的確なトークの回しは、すでにプロの舞台人の風格を漂わせていました」。現在テレビで見せる親しみやすい姿とは一味違う、王道アイドルとしての彼女の姿は、ファンの間で伝説として語り継がれています。