ネット上の旅行ブログ等では「松山城へ行くなら喜与町駐車場一択」という文言が散見されますが、これは半分正解で半分誤りです。現場で確認すべき2つの大きな盲点を解説します。
1つ目の盲点は、「松山城 喜与町第2駐車場」の運用実態です。「第1が満車でも第2があるから大丈夫」と過信するのは危険です。第2駐車場は大型観光バスの受け入れを主目的として設計されており、普通車の受け入れ台数は極めて限定的です。修学旅行やインバウンドの団体ツアーが重なるシーズンは、一般車両の進入が制限される日もあります。
2つ目の盲点は、「ロープウェイを使わない徒歩登城コースとのミスマッチ」です。喜与町駐車場はロープウェイ乗り場(東雲口)の利用を前提とした立地です。もし「健康のために黒門口登城道や古町口登城道から自分の足で登りたい」、あるいは「県庁裏の登城道から石垣をじっくり眺めたい」と考えている場合、喜与町に車を停めると登山口まで大きく遠回りすることになります。徒歩登城を目指すなら、愛媛県庁周辺や二之丸史跡庭園寄りのパーキングを選択するほうが動線として圧倒的にスマートです。
【プロの結論】おすすめできる人・見送るべき人の特徴
ここまでの検証を踏まえ、喜与町駐車場を利用すべき人と避けるべき人の明確な判断基準を提示します。
【喜与町駐車場を強くおすすめできる人】
- 午前9時30分前、もしくは15時30分以降に入庫できるスケジュールの方
- ロープウェイ・リフトを利用して、2時間程度で天守のみを集中見学する予定の方
- 小さな子ども連れや高齢者同伴で、歩行距離を1メートルでも短く抑えたいグループ
【喜与町駐車場を見送り、周辺Pを検討すべき人】
- 土日祝日の11:00〜14:00という最混雑時間帯に現地へ到着する予定の方
- 城見学の後にロープウェイ街でのランチやカフェ巡り、萬翠荘などの周辺観光を兼ねて半日以上滞在する方
- 満車時の狭い路地でのバックや切り返し、Uターン運転に不安があるドライバー