特別な大規模広告を出しているわけではない。それにもかかわらず連日満席が続くのは、訪れた客による自主的な発信が大きな原動力となっているからだ。「この体験を誰かに教えたい」「大切な人を連れてきたい」と思わせる熱量が、SNS上で自然発生的に拡散していった。
視覚的なインパクトを与える盛り付けや、動画映えする調理風景はもちろんのこと、最終的に人の心を動かすのは「美味しかった」という体験の質だ。デジタルな拡散力とアナログな満足感が融合したとき、店舗のブランド力は一気に爆発する。まさに口コミ時代の勝ちパターンを体現していると言える。