現在でこそ高音キャラクターとして定着しているクロちゃんですが、高校から短大時代にかけては誰もが認める「低音イケボ」の持ち主でした。学生時代の同級生や関係者の証言によると、当時の声は非常に落ち着いており、ラジオのパーソナリティやアナウンサーを彷彿とさせる美声だったと伝えられています。
声が変わった背景には、若き日のクロちゃんが抱いていた芸能界への強い憧れがありました。当初、声優やアイドル、歌手を目指してオーディションを受け続けていたものの、正統派のイケボでは激しい競争を勝ち抜くことができませんでした。そこで「いかつい見た目との強烈なギャップを作って目立つ」という戦略に舵を切り、あえて裏声を張り上げるようなハイトーンを意識的に出し始めたのが転機となります。
過去に出演した回顧番組で当時の録音テープや学生時代の映像が公開された際にも、スタジオの共演者から「めちゃくちゃいい声」「普通にかっこいい」と驚嘆の声が上がったほどです。