華やかなステージの一方で、未唯mieの歩んできた私生活は波乱に満ちていました。1998年、音楽プロデューサーの佃淳三氏と結婚。公私にわたるパートナーシップとして注目を集めましたが、2004年に離婚を発表し、約6年の婚姻生活に終止符を打ちました。互いの価値観を尊重した上での円満な別れであり、以後彼女は独身を貫き、表現活動に全霊を傾けています。
そして、彼女の人生を語る上で欠かせないのが、1990年代に直面した事務所独立に伴う借金問題です。信頼していたスタッフに経営を任せて個人事務所を立ち上げたものの、巨額の使途不明金や事業トラブルが発生し、気付けば約3億円もの負債を個人で背負うことになりました。
当時、弁護士からは自己破産を強く勧められたといいます。しかし、彼女は「関わってくれた人たちに迷惑をかけたまま人生をリセットしたくない」と法的整理を拒否。ミュージカルや舞台、ディナーショーなど、依頼された仕事を全力でこなし、10年以上の歳月をかけて約3億円の借金を全額完済しました。この並外れた責任感と精神的タフネスこそが、現在の彼女が放つ人間的魅力と威厳の土台となっています。