こうした逆風を受け、一部の先進企業はドラスティックな変革に乗り出している。
あるスタートアップ企業では、従来の全員参加型旅行を廃止した。代わりに、年間数万円の「リフレッシュ手当」を支給し、社員が個々に旅行するか、仲の良い同僚数人で自主的に企画した旅行に補助金を出す制度へと移行した。また、別の老舗製造業では、旅行の行き先を「高級ホテルでのランチ会」「eスポーツ大会」「完全自由参加の現地集合・解散ツアー」など複数から選べる選択制を導入し、参加率と満足度を劇的に向上させている。一律の強制から、個人の選択の尊重へ。これが生き残る企業の共通項だ。