F1の長い歴史において、日本人ドライバーが獲得した最高位は「3位(表彰台)」です。これを達成したのは、歴史上わずか3名しか存在しません。
1人目は1990年の鈴木亜久里氏(ラルース・ランボルギーニ)。日本GP(鈴鹿)において、アジア人ドライバーとして史上初となる3位表彰台に登壇。超満員のグランドスタンドが揺れたあの光景は、日本モータースポーツの金字塔として今も語り継がれています。
2人目は2004年の佐藤琢磨氏(B・A・Rホンダ)。第9戦アメリカGP(インディアナポリス)において、激しいバトルと圧巻のオーバーテイクを連発して3位を獲得。予選2番手を記録するなど、日本人最速の称号にふさわしいスピードを世界に見せつけました。後にインディ500を2度制覇する勝負強さの原点がここにありました。
3人目は2012年の小林可夢偉氏(ザウバー・フェラーリ)。母国・鈴鹿サーキットで開催された日本GPにおいて、スタートから冷静沈着にポジションを守り抜き、後続の猛追を退けて悲願の3位フィニッシュ。「カ・ム・イ!」の大歓声がサーキットにこだました瞬間は、世界中のメディアから絶賛を浴びました。