作品の名物となった「あーさーくーらー!」「せんぱーい!」の絶叫応酬。実はあの独特のテンポ感と絶妙な間合い、台本通りではなく現場のセッションから生まれたアドリブが数多く含まれていた。
連日の長時間のロケや病院セットでのタフな撮影の中、現場のムードメーカーとなっていたのが観月ありさの屈託のない明るさだったという。NGが続いてピンと緊張が走った瞬間にも、観月が周囲を和ませ、そこへ松下由樹が優しくフォローを入れる。スタジオの控え室では二人でダンスの振り付けを練習したり、差し入れのスイーツを楽しんだりと、画面上の関係性そのままの信頼関係が築かれていた。この固い絆こそが、長年視聴者を魅了し続けたリアルな相乗効果の源泉だったのだ。