感情の可視化というテーマは、エンターテインメントの現場でも関心を集め続けている。ピクサーの名作アニメーション映画『インサイド・ヘッド』では、頭の中の感情たちが繰り広げるドラマを通じて、不機嫌の裏にいかに複雑な感情が絡み合っているかが立体的に描かれた。
また、心理学者の洞察力を描いたヒットドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間』(Netflixなどのプラットフォームで世界的にヒットした作品)では、微表情の違和感から隠された心理を突き止めるストーリーが視聴者を魅了した。近年ではNHKオンデマンドなどで配信される行動科学ドキュメンタリーを熱心に視聴する人々も増えており、他人の表情から真意を読み解く知識へのニーズは高まり続けている。