山本太郎の議会活動は、常に波乱を含んでいる。参議院から衆議院へと主戦場を移しつつ、再び国政の舞台で独自の存在感を放ってきた。自民・公明の与党体制に対する容赦ない批判と、生活者目線に立った経済政策の提示は、硬直化した議会に風穴を開け続けている。
消費税廃止や積極財政を掲げるその論弁は、単なるスローガンにとどまらない。膨大なデータと現場の声を組み合わせた緻密な質問攻勢は、答弁に立つ閣僚らをしばしば沈黙させる。議場での型破りな行動は時に批判を浴びるが、永田町の「空気」に抗う彼のパフォーマンスは、政治から見捨てられたと感じる人々の怒りを正確に代弁している。