事件の一報が流れると、関西ローカルのみならず全国のワイドショーやネットニュースがトップで報じ、大規模な炎上状態となりました。しかし、当時のネット掲示板や世論の反応は、単純な著名人バッシング一色ではありませんでした。
当時の世論は大きく2つの立場に二分されていました:
- 店舗側への批判と同情の声:「ドリンク20杯で25万円は明らかな悪質店」「ぼったくられたら誰でも怒鳴りたくなる」「夜の街の悪質な罠にハメられたのではないか」という、法外な料金設定に対する強い憤りと同情。
- 黒田氏への厳しい非難:「理由がどうあれ全治2か月の骨折を負わせる暴力は言語道断」「公人・人気タレントとしての自覚が欠如している」「警察を呼べば済む話で、手を出した瞬間に負け」という、暴力行為そのものに対する断罪。
レギュラー番組を多数抱え、関西テレビの看板タレントだった黒田氏の逮捕は、放送界にも甚大な損害をもたらしました。出演番組は即座に差し替えや降板となり、吉本興業は無期限の活動自粛処分を発表。その後、2010年1月に被害者店長との間で示談が成立し、大阪地検は起訴猶予処分としましたが、芸能活動の休止は長期に及びました。