研ナオコの魅力を語る上で外せないのが、公称身長162cm・長い手足を活かした抜群のスタイルと、聴く者の心を揺さぶる圧倒的な歌唱力です。1971年に東宝レコードから「大人の匂い」でデビューした研ナオコは、1975年に阿木燿子作詞・宇崎竜童作曲の「愚図」でFNS歌謡祭優秀歌唱賞を受賞し、一躍トップシンガーの仲間入りを果たしました。
その後、シンガーソングライターの中島みゆきから提供を受けた楽曲群によって、歌手としての黄金期を迎えます。
- 「あばよ」(1976年):オリコンシングルチャート1位を獲得し、第18回日本レコード大賞歌唱賞を受賞。切ない女心をハスキーな低音で歌い上げ社会現象に。
- 「かもめはかもめ」(1978年):中島みゆきの世界観と研ナオコの哀愁漂うボーカルが見事に融合した不朽の名作。第20回日本レコード大賞金賞を受賞。
- 「窓ガラス」(1978年):切迫した心情を研ぎ澄まされた表現力で歌い、ロングヒットを記録。
- 「夏をあきらめて」(1982年):桑田佳祐(サザンオールスターズ)作詞作曲。大人の哀愁と色香を漂わせる名カバーとして高い評価を獲得。
ステージ衣装でスレンダーなドレスやタイトなパンツスーツを着こなす姿は、まさに時代を象徴するスタイリッシュさでした。以下の表は、研ナオコの主要な活動期におけるスタイルと表現スタイルの特徴をまとめたものです。