番組提供を行うためには、一体どれほどの資金が必要になるのでしょうか。テレビCMの広告料算出方法は、基本的に「ターゲット層の視聴率」や「GRP(延べ視聴率)」、そして近年重視されている「個人視聴率・コア視聴率」をベースに、時間帯や曜日、番組の人気度を加味して決定されます。
番組提供(タイムCM)の費用相場を大枠で分類すると、以下のような水準が業界の標準的な目安となっています。
- 全国ネット・ゴールデン/プライム帯(19:00〜23:00):月額3,000万円〜1億円超(1クールで約1億〜3億円以上)
- 全国ネット・深夜枠/情報番組枠:月額800万円〜2,500万円
- 関東ローカル・プライム帯:月額500万円〜1,500万円
- 地方ローカル局・単独枠:月額50万円〜300万円
- BS・CS専門チャンネル:月額30万円〜150万円
特に民放キー局が制作する看板バラエティや大型ドラマ枠、人気スポーツ中継などのネットタイム提供となると、30秒枠を1本確保するだけで数千万円、複数枠を独占的に買い取る場合は年間数十億円規模の予算が計上されます。
さらに、番組タイトル自体に企業名が入る「冠番組」の場合、スポンサー料は跳ね上がります。番組の企画・制作費を丸ごと負担するケースも多く、制作費込みで1クール数億円から、特番であれば単発で数千万円の出資が求められます。巨額である反面、視聴者に対するインパクトとブランディング効果は他の広告手法を圧倒します。