道の駅上士幌を訪れる旅行者の多くが目当てにしているのが、館内に漂う香ばしい小麦の香りと、十勝が誇るブランド牛を贅沢に使った絶品ランチです。グルメ目当てで訪れた利用者が「道の駅のレベルを完全に超えている」と口を揃える2大名物を検証します。
まず圧倒的な集客力を誇るのが、地元上士幌発祥のベーカリー「THE SANDO / ブーランジェリー トカトカ」です。十勝産小麦「春よ恋」や「キタノカオリ」を贅沢にブレンドし、低温長時間発酵で焼き上げるパンは、もっちりとした弾力と噛むほどに広がる自然な甘みが持ち味。なかでも看板商品の「十勝ナイタイ和牛カレーパン」は、サクサクの薄皮生地の中に大粒の牛肉がゴロッと詰まった逸品で、焼き上がり時間の合図とともに即完売する光景が日常茶飯事となっています。
一方、本格的な肉料理を求める来訪者の胃袋を掴んで離さないのが、洋食レストランで提供される「十勝ハーブ牛」のメニューです。ハーブを配合した飼料でストレスなく育てられた黒毛和牛とホルスタインの交雑種であり、赤身の豊かな旨味と融点の低い脂の軽やかさが際立ちます。手ごねハンバーグステーキやローストビーフ丼は、肉汁のジューシーさを引き立てる特製オニオンソースとの相性が抜群で、休日のピーク時には1時間以上の席待ちが発生するほどの人気を誇ります。
食後のデザートとして定評があるのは、上士幌産の生乳をベースにした濃厚なソフトクリームです。口当たりは驚くほど滑らかながら後味はスッキリとしており、お土産コーナーで売上上位に君臨する「十勝しんむら牧場のミルクジャム」や町特産の大豆を使ったスイーツと合わせて、十勝の酪農パワーを舌でダイレクトに実感させてくれます。