南里康晴の名前がスケートファン以外の一般層にも広く知れ渡る契機となったのが、2013年頃に巻き起こった週刊誌等による一連の過熱報道でした。同世代のトップスケーターである安藤美姫が女児を出産した際、父親の候補として南里の名が一部メディアで大々的に報じられた出来事です。
ジュニア時代から合宿や遠征を共にし、親しい友人関係にあったことから根拠のない憶測が飛び交い、週刊誌の執拗な取材攻勢に晒される事態となりました。しかし、南里側および親族は一貫して事実無根であることを明言。父親説を裏付ける客観的な証拠は何ひとつ存在せず、メディアのセンセーショナリズムが生み出した完全なデマ・過熱報道であったことが判明しています。
騒動の渦中にあっても南里は感情的な反論に終始することなく、冷静かつ毅然とした態度を貫き通しました。後年、この件に関して悪質なプライバシー侵害であったとメディアの報道姿勢を批判する声が多く上がっています。