長寿ドラマ『グレイズ・アナトミー』を長年追いかけているファンであっても、途中で離脱したり再視聴したりする過程で、カリー・トーレスの生死について記憶が曖昧になるケースは珍しくありません。あらためて劇中の事実を整理すると、カリーは命を落とすことなく、最後まで自分の意志で人生を選択して病院を去っています。
では、なぜこれほどまでに「死亡説」が定着してしまったのでしょうか。その背景には、作品特有のショッキングな展開と、カリー自身が巻き込まれた極めて凄惨なエピソードが存在します。視聴者の脳裏に焼き付いた「死の淵」の描写が、いつの間にか退場理由と結びついて記憶されてしまったのが真相です。