1992年にフジテレビジョンで放送を開始した伝説的な子供番組『ウゴウゴ・ルーガ』。その一コーナーとして登場したこの映像は、当時のテレビ放送業界に激震を与えた。まだCG技術が一般化されていなかった時代に、家庭用パソコンなどを駆使して制作された3DCGアニメーションは、最先端でありながらどこかチープで愛らしい独特のテクスチャーを持っていた。
従来の子供向け番組が提供していた「分かりやすいストーリー」や「道徳的な教訓」を真っ向から否定するかのようなシュールコメディの姿勢は、大人の視聴者をも巻き込んだ。早朝の番組でありながら深夜番組のようなアバンギャルドさを漂わせ、当時のクリエイターたちに計り知れない影響を与えることとなったのだ。