森永乳業が仕掛けるマリオコラボの凄みは、アイス自体のレアリティだけにとどまりません。ファンの間で「箱そのものが当たり」と絶賛される所以は、緻密に計算されたピノ マリオパッケージの仕掛けにあります。
歴代のコラボレーションでは、外箱の内側に「1-1ステージ」や「クッパ城の最終決戦」を模したグラフィックが精巧に印刷されており、フタを開けた瞬間にゲーム画面が飛び出すパノラマ構造が採用されました。さらに、2箱または3箱を購入して組み合わせることで、コインが飛び出す「ハテナブロック型ペーパークラフト」や、ハンドルを回すとピノが1粒ずつ転がり出る「ピノガチャ」に変形する設計など、パッケージエンジニアリングの粋を集めた仕掛けが随所に散りばめられています。
また、パッケージのフタ裏に印刷された二次元コードをスマートフォンで読み取ると、AR(拡張現実)で画面上にマリオやルイージが出現し、ピノの上を飛び跳ねるミニゲームが遊べるデジタルギミックも導入されました。単に「食べて終わり」ではなく、購入した瞬間から工作・デジタル体験までシームレスに繋げるこの設計思想こそが、マリオピノを単なるコラボ商品から「体験型エンターテインメント」へと昇華させています。