LGBTQ+の表象を監視・支援する世界的なメディア監視団体GLAADも、近年の映画産業におけるこうした表現の進化を高評価している。単なるステレオタイプの消費ではなく、複雑な人間ドラマとしてクィアの生を描き出す作品が増加しているからだ。
特にNetflixをはじめとするグローバルな動画配信サービスの広がりに伴い、マニアックなインディペンデント作品だったクィア・映画が、世界中の何百万もの視聴者へ瞬時に届く環境が整った。表現のハードルが下がったことで、観客側の受け止め方や多様性への理解も急速にアップデートされている。