長谷直美が芸能界に足を踏み入れたのは1973年。ミス・エールフランスコンテストでの入賞をきっかけに、シングル「私は天使じゃない」で歌手デビューを果たしました。当時17歳という若さでありながら、どこか日本人離れした彫りの深い顔立ちと、スラリと伸びた長い手足、抜群のプロポーションは瞬く間に業界の注目を集めることになります。
当時のグラビア界において、彼女が見せた健康的でありながら芯に濃厚なエロスを秘めた水着姿は、同年代の清純派アイドルたちとは一線を画していました。単に肌を露出するだけでなく、意志の強さを感じさせる瞳と、ふとした瞬間に漂う大人びた憂いが、読者を強く惹きつけたのです。しなやかに引き締まったウエストとメリハリのあるボディラインは、まさに昭和のグラビアカルチャーにおける一つの頂点として、今も語り草となっています。
ボーイッシュな快活さと、見る者をドキリとさせる蠱惑的なフェロモン。この二面性こそが、長谷直美という女優が放つ抗いがたい色気の原点でした。