芝桜の丘の最大の魅力は、秩父の象徴である武甲山の雄大な山肌と、足元に広がる華やかな芝桜の共演です。SNSやフォトコンテストでも人気のこの構図を綺麗に収めるには、撮影場所と時間帯の選択が決め手となります。
園内には複数のビュースポットが設けられていますが、定番かつ最高の撮影ポイントは「芝桜の丘の南側高台」です。ここから北側を見下ろすようにカメラを構えると、手前に広がるピンクと白の幾何学模様、そして背景にそびえ立つ武甲山の削られた階段状の山肌が一望できます。
撮影に最も適した時間帯は「午前8時〜10時頃」です。午前中は太陽の光が南東〜南から差し込むため、武甲山に影が落ちにくく、芝桜の鮮やかな発色を順光に近い状態でクリアに捉えることができます。午後になると太陽が西へ回り、逆光気味になることで花の色が白飛びしやすくなるため注意しましょう。
広角レンズで大地と山全体のスケール感を強調するのも素晴らしいですし、望遠レンズを使って芝桜の畝(うね)を圧縮し、密度の高い花畑を表現するのもプロ級の写真を撮るテクニックです。