旭川市科学館サイパルの常設展示室は、「宇宙」「地球」「北国」という3つの独自テーマで構成されています。教科書を読むだけでは分からない科学の原理を、全身を使って直感的に学べる仕掛けが館内随所に散りばめられています。
なかでも来館者の行列ができる大人気アトラクションが、宇宙ゾーンにある「ムーンジャンプ」です。地球の約6分の1という月面重力をワイヤー装置で再現しており、軽く踏み切るだけでふわっと身体が宙に浮き上がる無重力に近い浮遊感を味わえます。隣接する「宇宙ゴマ」では、宇宙飛行士の訓練さながらに3軸全方位へぐるぐると回転するスリリングな体験が可能です。
北海道の施設ならではの強みを発揮しているのが「北国ゾーン」です。マイナス30度の極寒環境を肌で体感できる低温実験室や、幻想的なダイヤモンドダストを人工的に発生させる装置、雪の結晶構造をミクロ単位で観察できるコーナーなど、冬の自然現象を科学の目線で深く掘り下げています。「地球ゾーン」では地震の揺れを疑似体験できる装置や巨大なサイエンスステージが用意され、週末には迫力ある実験パフォーマンスが繰り広げられています。