コンパクトシティ構想の先駆けとして知られる高松市は、移住希望地ランキングでも常に上位を維持しています。しかし、移住を検討する上では美点だけでなくリアルな懸念点も把握しておく必要があります。
最大のメリットは、生活利便性の高さです。中心部には総延長約2.7kmにおよぶ日本屈指の長さを誇る高松中央商店街アーケード(兵庫町・丸亀町・南新町など)が広がり、雨の日でも濡れずにショッピングや飲食、通院が完結します。平坦な地形が多いため、市が推進するコミュニティサイクル(レンタサイクル)を利用すれば、車を持たずに中心市街地で快適な生活を送ることが可能です。
一方で、移住検討者が直面するデメリットの理由は以下の通りです。
- 郊外生活における車社会:中心部を一歩離れると公共交通機関の利便性が落ちるため、ファミリー層や郊外居住にはマイカーが必須。
- 首都圏との賃金格差:東京・大阪などの大都市圏と比較して給与水準が低く、フルリモート勤務でない場合は収入減となるケースがある。
- 夏の渇水リスクと猛暑:瀬戸内海特有の少雨温暖な気候は過ごしやすい反面、歴史的に水不足の懸念があり、夏季は厳しい暑さが続く。