Google検索やSNSの検索候補において、「トータス松本 妻 離婚」「トータス松本 別居」といった不穏なキーワードが散見されることがあります。結論から言えば、トータス松本が妻と離婚した、あるいは別居危機に瀕しているという事実は一切存在しません。
なぜこのような根拠のない噂が一人歩きしてしまったのか。調査班がその発信源を精査したところ、3つの構造的な要因が浮かび上がりました。
第1に、2009年から2014年にかけてのウルフルズの活動休止期間です。バンド活動を休止し、ソロ活動や俳優業に軸足を移した時期、メディアでは「トータス松本の心境変化」が大きく取り上げられました。その際、一部のゴシップ系ネットメディアが「私生活でも大きな転換期か」「夫婦関係にすきま風」といった憶測見出しを打ち、それが検索アルゴリズムに蓄積されたことが挙げられます。
第2に、俳優としての出演作における役柄の混同です。NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2026年度後期)でトータス松本が演じた主人公の父・竹井テルヲ役は、酒と博打に溺れ家庭を崩壊させる強烈な「ダメ親父」でした。その圧倒的な怪演が視聴者の脳裏に刻まれ、フィクションの人物像と本人の私生活がネット上で短絡的に結びつけられてしまった側面があります。
第3に、同姓・同年代の著名人の離婚報道との誤認です。昭和・平成のロッカーや大物タレントの熟年離婚が相次ぐ中、まとめサイト等で情報が粗雑にコピペされる過程で、無関係なトータス松本の名前が巻き込まれたケースが確認されています。実際には現在も都内の自宅で円満な生活を送っており、夫妻の絆に揺らぎはありません。