マキの木はなぜ縁起が良い?失敗しない育て方と剪定・害虫対策の真実

マキの木はなぜ縁起が良い?失敗しない育て方と剪定・害虫対策の真実

マキの木はなぜ縁起が良い?失敗しない育て方と剪定・害虫対策の真実とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

園芸店や造園市場で「マキ」と呼ばれる樹木には、主にイヌマキ(クサマキ)とホンマキ(本槙)が存在します。一般に庭木や生垣として広く流通しているのはイヌマキ(学名:Podocarpus macrophyllus)ですが、地域や業者によって呼び分けが異なり、混乱を招くケースが散見されます。

ホンマキはイヌマキの変種や選抜種(葉が密で短く、上向きに密生するタイプ)を指す場合や、ラカンマキ(羅漢槙)を指して呼ぶ場合があります。樹形や葉の密生度に違いがあり、用途や価格帯も大きく分かれます。

比較項目イヌマキ(一般種)ホンマキ/ラカンマキ編集部の見解・プロの選定基準葉の特徴と密度葉長10〜15cm。やや細長く垂れ下がりやすい。伸長力が旺盛。葉長4〜8cm。短く肉厚で上を向いて密生し、締まった樹形を作る。目隠し効果や刈り込みの美しさを最重視するならホンマキ系が優位。成長スピード比較的早い(年間20〜40cm程度伸長)。緩やか(年間10〜20cm程度)。樹形が乱れにくい。手入れの頻度を下げたい都市部の庭には成長が遅いホンマキが適する。主な用途境界沿いの生垣、防風林、段造りの庭木。主庭のシンボルツリー、格式高い玉散らし仕立て。広範囲を生垣にする場合はコスト面からイヌマキが選ばれることが多い。苗木・販売価格相場苗木(1m):約2,500円〜6,000円
成木(3m):約25,000円〜60,000円苗木(1m):約6,000円〜15,000円
仕立て物(3m):約80,000円〜300,000円以上古木や名人の仕立て物は数百万円の値がつくこともあり価格幅が広い。耐寒性・環境適応力耐寒限界は約-5℃(関東以南の温暖地が適地)。イヌマキと同等〜やや寒さにデリケート。積雪地や寒冷地(東北北部・北海道)での露地植えは不適。

苗木の導入を検討する際は、敷地の広さと剪定にかけられる労力を照らし合わせ、伸長力のあるイヌマキか、管理がしやすく緻密なホンマキかを選択するのが後悔を防ぐ第一歩です。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。